2025-10-9

2025年10月5日に開催された音楽フェス「郡山市音楽の日」におけるメインステージのバックパネルデザインコンテストで、最優秀賞に選ばれました。
パネルには、えいたそこと成瀬瑛美さんをはじめとする出演者のサインがぎっしり。11月ごろから約1年間、JR郡山駅在来線通路に展示される予定です。

「なんで神奈川の人が郡山の絵を描いたの?」と感じた人もいると思うのですが、郡山は私にとって、とても思い入れの強い土地です。
私は小学校低学年の頃から、家庭の事情で父親と離れて住んでいたのですが、その父親が住んでいたのが会津地方の喜多方市でした。年に数回、2歳下の弟と一緒に東北新幹線で父に会いに行っていたとき、いつも降りるのが、郡山駅でした。
毎回、郡山で父の車に乗り換えて喜多方へと向かう時、後部座席の窓から郡山の街を眺めるのが好きでした。時にはロードサイドのおもちゃやさんで人形を買ってもらったり。映画館でアニメを見せてもらったりもしました。郡山は私にとって、親子の関係をつないでくれた、かけがえのない「懸け橋」のような、第二のふるさとです。
そして今日、こうしてまた、パネルを通して、郡山との新しいつながりができました。
パネルには、郡山の名物をたくさんちりばめました。曲がりネギ、ままどおる、カフェオレ、クリームボックス、地酒、民芸品の腰高とら、福トンボ、あと下にアイドルのえいたそさんをイメージした女の子もいます。
音楽というのは、人と街とをつなぐ「懸け橋」のようだと私は思っています。音楽祭を通じて、地元の方にとっても、外から来た方にとっても、郡山が大好きな街になることを願っています。
